イスラエル・モニターツアー8日間の旅2008/6/11〜6/18 
メギド・ナザレ・カペナウム・ティベリア・アッコ・カエサリア
4〜7日目(6/15〜18)

テルアビブ・ヤッフォ・マサダ・死海 1日目(6/12)はこちらをご覧下さい
エルサレム 新・旧市街・ビアドロローサ 2〜4日目(6/13〜15)はこちらを

2008/6/15 メギド遺跡観光 海と陸を結んで商業・軍事上の大変重要な役割を果たし旧約聖書にも登場する海の道の重要拠点の一つ。周辺のあらゆる国、そしてギリシャ、ローマ、トルコ、十字軍等の軍隊が再三にわたり戦闘を繰り広げた。ヨハネ黙示録の中の神と悪の最後の戦場ハルマゲドンのモデル。

遺跡の丘
20層に及ぶ遺跡の地層

馬小屋跡 
戦時3000頭の馬が

地下水路への入口
籠城時水は非常に重要

地下水路
2008/6/15 ナザレ観光 太古の昔から人の住んでいたこの地区はイエスが幼年時代を過ごした場所。ここには多くの民族と宗教が集まっている。大部分はアラブ人回教徒とユダヤ教徒。町最大の教会が受胎告知教会。処女マリアが天使ガブリエルから受胎告知を受けたとされる。教会の最初の建築はローマ皇帝コンスタンティウスの母エレナがAD356年建立。現在のものは1969年、5番目の再建である。

受胎告知教会正面

華の聖母子像  日本人長谷川ルカ画、受胎告知教会

聖ヨセフ教会
マリアの夫ヨセフの家の跡

イエスの父ヨセフの仕事場
家具職人であったらしい

左マリア、中央仕事を手伝うイエス、右は父ヨセフ

カナの婚礼教会
ガリラヤのカナの婚礼
イエスが初めて行った奇跡である
婚礼教会主祭壇
ここでイエスは母から依頼され初めて水を高級ワインに変える奇跡を

イエスが奇跡を行った瓶
6本の瓶の水を高級なワインに変えたヨハネの福音書2・1-11
6/16 ティベリア〜
ガリラヤ湖南端湖水出口のヤルデニットのヨルダン川
ティベリアはローマ時代の遺跡が残る古い町でヘロデアンティパスにより建設されローマ皇帝ティベリウスにちなんで命名された町

ティベリアのホテルから
ガリラヤ湖ゴラン高原方面

ヨルダンゴラン高原の日の出
ティベリアのホテル下から

ヨルダン川の始まり
ガリラヤ湖南端ヤルデニット
従兄弟の洗者ヨハネがイエスに洗礼を授けた
ヨルダン川で洗礼を受ける人々、
この川の最下流で洗者ヨハネがイエスに洗

イエスが被せられた
いばらの冠 土産物

エンゲブより
ガリラヤ湖遊覧船に乗る

これから行くカペナウムを
ガリラヤ湖遊覧船から
6/16 ぺテシャン 6000年前に生まれた町
ここエズレル平原は肥沃な土地で農業が盛んであった。エルサレムからティベリア、アッコへ抜けるルートの中継点として重要。町はローマ時代に一番充実し2〜4万人が居住したが、AD749年の地震で廃墟になった。
6/16 エンゲブ ガリラヤ湖東岸 魚はキブツで昼食に食べたテラピア(鯛に似て30〜50cmで養殖)。聖ペテロの魚と言われ、イエスの指示で税金を納める為に、口に銀貨をくわえた魚を釣り上げた。白身で美味しい魚だった。

ぺテシャンの遺跡
現在も発掘中

セントピーターズフィッシユ 
聖ペテロの魚

古代ローマ円形劇場 7000席がほぼ完全な形で

遺跡全貌 今尚発掘と修復作業継続中
6/16〜17 カペナウム
ティベリアと同じ頃に作られた町で、イエスの宣教活動の拠点となった町。
ユダヤ教の礼拝の為に設けられた教会(シナゴーグ)を拠点として、イエスが布教活動を行った。


パンと魚の奇跡の教会
2匹の魚と5個のパンで5000人以上の民衆が食べて満足した。残ったパン屑と魚で12のかごが一杯になった。
マルコの福音書6・43
パンと魚の奇跡とは?食べ物ではなく愛情?
祭壇正面のパンと魚のモザイク
(ビザンティン時代)
中央上の岩にイエスが座って奇跡を行った。
マルコの福音書6・39-44

ペテロの招命教会
ペテロが最初の弟子になった所でペテロと命名し天国への鍵を授けた。
ガリラヤ湖畔
嗚呼!イエスの布教の拠点
シナゴーグ 
ユダヤ教礼拝の教会堂イエス布教の拠点

ペテロの岩戸 ペテロの住居跡に教会が建設された

ギリシャ正教会遠望

マグダラ村
バスの車窓から撮影
新約聖書で有名なマグダラのマリアの墓
マグダラのマリアの墓
急遽バスの車窓から
撮影
夢にまで見たあの山上の垂訓
山上の垂訓教会
 垂訓の中で8回「幸い」を故に8角形

山上の垂訓教会祭壇
まさに感激、私は幸せの絶頂に!!
山上の垂訓教会から垂訓の場所を背景に
イエスが山上の垂訓を行った場所で、まさに感慨無量
イエスがこの土手の下で山上の垂訓を

現在はバナナ畑になっており、こちら側の土手に民衆が座り、イエスは下から土手の民衆に向かって有名な垂訓を述べられた
マタイの福音書第5章 山上の垂訓  この群集を見てイエスは山に登り、座につかれると、弟子達が御許に近寄ってきた。そこでイエスは口を開き、彼らに教えて言われた。 1心の貧しい人達は、さいわいである。天国は彼らのものである。 2悲しんでいる人達はさいわいである。彼らは慰められるであろう。 3柔和な人達はさいわいである。彼らは地を受け継ぐであろう・・・・。中略。・・・・もし誰かが左の頬を打つなら、他の頬をも向けてやりなさい。・・・・。中略。・・・・敵を愛し、迫害するものの為に祈れ・・・・。中略。・・・だから明日のことは思いわずらうな。明日のことはあす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで充分である。・・・・後略  この中でイエスは8回「幸いである」を教えているので教会は8角形に建設されている。
6/17 アッコ(熱い砂の意)
BC2000年頃から港湾都市として栄えた

6/17 カエサリア
BC400〜300年に出来た町。ヘロデ大王がBC22〜BC10年に軍港として大改造、地中海一の町作りを目指した。ローマ皇帝カイザルアウグストスにちなんでカエサリアと命名

隊商宿 
1階が馬の泊る場所
2階が商人の泊る場所

テンプラー騎士団要塞跡

テンプラー騎士団要塞跡

ヘロデ大王の宮殿跡

美しい地中海

地中海を背景に

海岸に残る導水橋

半円形野外劇場 現在もコンサートが開かれる

戦車競争も行われた大競技場

私の考えではここが映画ベンハーの舞台ではないかと思う。
以上でイスラエルの旅、旧約聖書、新約聖書の旅が終わった。私にとってまさに夢のような一週間であった。
ユダヤ教、キリスト教の偉大さと、その、世界の聖地の歴史を、改めて、充分にかみ締めることの出来る、
幸せな旅であった。

いつの日か再訪する機会が有るだろうか
旅の前半は下をご覧下さい
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