まるごとドイツ大周遊10日間の旅 ー1ー 2007/5/28〜6/6
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ドイツ連邦共和国は、面積は日本の約95%、人口は8254万人で日本の63%、従って一人当たり面積は日本の約1.5倍。民族構成はドイツ系が殆んど、ソルブ人、フリース人などの少数民族も住んでいる。総人口の10%は外国人。宗教はキリスト教でカトリックとプロテスタントが半数ずつ。ドイツの大きな特徴はロンドンやパリのような一極集中の都市を持たないこと。自由都市や小さな領邦国家の集まりだった中世の歴史が個性的な地方文化をもたらした。AD375年ゲルマン民族の大移動によりフランク王国が誕生。962年神聖ローマ帝国が誕生。ナポレオンによって解体される1806年迄、延々と存続する。1871年プロイセン王による第二帝国、続く1933年ヒットラーによる独裁の第三帝国と続く。プロテスタントとカトリックの争いは三十年戦争(1618〜1648)という国際紛争に発展する。国土は荒れ果て人口は半減した。第二次大戦後の1961年東ドイツの手によってベルリンの壁が築かれたが、1989年11月9日ベルリンの壁崩壊、1990年東西ドイツは統一を果たした。現在数々の問題を抱えつつもEU加盟国の中心的役割を担っている。ドイツ国内をバスで巡ると何処までも続く麦畑、見渡す限りの平地と丘、そして林と森、斜面にはブドウ畑が続く。あちこちに点在する古城と教会が実に美しく印象的である。当然ながらベンツ、BMW、フォルクスワーゲンがあふれている。 |